総合病院での薬剤師さんの存在。医師の間違いにも気づく

昔、小児病棟看護師として働いていた。その時のあるエピソードを語ろうと思う。
小児病棟では特に、体重に対する薬剤量が重要になってくる。特に月齢が小さい、乳幼児期は注意が必要。
インシデントやアクシデント報告や、テレビでのニュースでも時たま取り上げられる薬剤による医療事故。
対策はしていても、起きてしまう医療事故もある。
そんな中、薬剤師さんの存在は大きい。
ある時、体重に対して薬剤量が多く処方されているケースがあった。
看護師は医師から処方されている薬剤をダブルチェックして、間違えの内容に対策をし投薬する手順がおそらくどこもしかれている。
しかし、それ以前に医師が薬剤の処方を間違えていれば、いくら看護師で間違えのないよにダブルチェックしても間違った状態での投薬となってしまう。
私の働いていた、病院ではとっても薬剤師さんの存在が大きく、何かあればすぐに病棟に連絡が入る。
体重や月齢に対して薬剤量が間違っていた際「○○先生いますか?ちょっと薬剤量について話したいのですか」と新たな処方がでたときに連絡が入った。
その時は、すぐに薬剤師さんからの連絡を医師につなぎ、医師がその薬剤量の間違いに気づいた。
正直、人間は間違えてしまうことがある。
しかし、いかにそれを未然に防ぎ、対策をとることが大事だと思う。
薬剤の効能副作用を理解しておくこともそうだけれど、薬剤量が適正かどうかを判断するのも薬剤師さんの重要な役割。
薬剤師の主な職場としては病院の他にも調剤薬局がある。調剤薬局では処方箋を受け取って、それにしたがって調剤し、患者に説明しながら薬を渡すのが一連の流れとなる。
意外と気を使うのが処方箋を受け取ったときであり、このときに処方箋の内容の薬をすぐに準備できるか、処方箋の内容に間違いがないかなどを瞬時に判断する必要があるから知識と経験の両方が必要となる。バズヤクという薬剤師が運営しているブログなどを見ると、例えば頓服の処方であれば、その頓服の回数がただしいものかなどもチェックする必要があるので、結構大変だと思う。病院と調剤薬局、どちらに努めても簡単な仕事ではないと思う。
看護師学校に通っていたころ、薬剤の勉強を薬剤師さんが講義にきてくれたことがある。
その時の言葉もずっと頭に残り、今もなお響いている。
「くすりは反対から読むとリスクです。作用があれば、副作用もあるのでしっかり勉強してください」
その時、言葉の不思議さも頭に残ったが、作用副作用を学ぶことの必要性も頭に残った。
自分が、風邪をひいたりして病院にかかる時、薬剤を処方されるが、薬剤の受け渡しの際も薬剤師さんは丁寧に説明をしてくれる。
「これは○○の作用があって、○○時間あけて使ってくださいね。何かあったら連絡してくださいね。○○の症状がでたらすぐに使用をやめて病院にかかってくださいね」
本当に丁寧に説明してくれる。
そんな姿をみて私も患者さんに説明する時は薬剤師さんのように私も丁寧な対応を心掛けていこうとう思う。
また、小児やその家族には絵や興味のひくアイテムを使った説明も必要になることがある。そんな時も薬剤師さんに助言を求めたりしながら対応していきたい。