映画呪術廻戦0を原作の呪術廻戦0巻を拝見した上での感想

今日、呪術回線0の映画を見てきました。映画のクオリティとしては原作の0巻を忠実に再現しながら細かな戦闘のシーンなどが付け加えられており、とても完成度が高い作品であると感じました。戦闘シーンに関して、冒頭の折本里香の完全顕現、狗巻や五条などの術式も映像でしか味わえない臨場感や迫力があり、特に百鬼夜行の際の夏油と乙骨の戦闘では、夏油が放つ弱い術霊1つ1つが丁寧に書かれており、それに対抗する里香も個人的には鳥肌が立つくらい映画の中で1番禍々しく描かれていました。そのほかストーリーの伏線に関しても、中盤で戦闘形式を見せた狗巻の術言を最後になって乙骨が使うという場面があり、序盤であらわになった、底なしの呪力と変幻自在の本領を見せつけるような展開に心躍りました。また、折本里香は特別な家計でもなんでもなくあそこまでに底なしの呪力を持つに至ったことを含めほとんど謎に包まれていましたが、里香が乙骨に呪いをかけたのではなく、乙骨が菅原道真という術師の子孫であり里香の死を拒んだことから乙骨自身の底なしの呪力で里香を押さえつけ呪いをかけてそばに拘束し続けていた事実は、今まで疑問であった要点を回収することができるきれいな設定だと感じました。